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空間分割の無理ゲー問題 – 2019年東工大 数学 第4問

2023 2/27
東工大
2021年6月17日2023年2月27日

 今回取り上げる 2019年東工大 数学 第4問 は、解き方がちょっと見当もつきません。こりゃ無理ゲーってレベルじゃねえぞ的な超難問です。

 問題文は結構長いので、引用は断念しました。ググると問題文を見つけることが出来ますので、そちらをご覧ください。

 問題の内容は、以下の通りです。

 3次元空間内に複数の平面 H_1, \cdot \cdot \cdot, H_n があるとします。このとき、これらの平面で分割されて出来る領域の数を T(H_1, \cdot \cdot \cdot, H_n) とします。さらに、普通に空間座標 (x,y,z) が与えられているとします。

 以下、 T(H_1, \cdot \cdot \cdot, H_n) の例です。

n= 1 のとき

  H_1 をどのように選んでも、明らかに T(H_1) = 2 です。

n =2 のとき

  H_1, H_2 が平行でなければ、 T(H_1, H_2) = 4 です。 H_1, H_2 が平行ならば、 T(H_1, H_2) = 3 です。

n=3 のとき

 例えば

\begin{aligned}
& H_1 : x=0 \\
& H_2 : y=0 \\
& H_3:z=0

\end{aligned}

の場合、 T(H_1, H_2,H_3) = 8 です。

 また、

\begin{aligned}
& H_1 : x=0 \\
& H_2 : y=0 \\
& H_3:x+y=1

\end{aligned}

 の場合、 T(H_1, H_2,H_3) = 7 です。

 さらに、

\begin{aligned}
& H_1 : x=0 \\
& H_2 : x=1 \\
& H_3 : y=0

\end{aligned}

の場合、 T(H_1, H_2,H_3) = 6 です。

n = 4 のとき

\begin{aligned}
& H_1 : x=0 \\
& H_2 : y=0 \\
& H_3 : z=0 \\
& H_4 : x+y+z=1

\end{aligned}

のとき、 T(H_1, H_2,H_3, H_4) = 15 です。一般にどうなのかは、設問の中で訊かれます。

 本問には、以下の小問が設定されています。

(1) 各 n に対して T(H_1, \cdot \cdot \cdot, H_n) のとりうる値のうち最も大きいものを求めよ。
(2) 各 n に対して T(H_1, \cdot \cdot \cdot, H_n) のとりうる値のうち2番目に大きいものを求めよ。ただし n \geqq 2 とする。
(3) 各 n に対して T(H_1, \cdot \cdot \cdot, H_n) のとりうる値のうち3番目に大きいものを求めよ。ただし n \geqq 3 とする。

 2次元ならともかく、3次元で空間分割数を聞かれても、どうやって求めればよいのか、全くイメージできません。どう考えても捨て問ですが、逃げちゃだめだということで、攻略方法を検討してみます。

次ページ→小問1の解法です。
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