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非線形かつ特殊演算の漸化式問題 – 2011年東大 数学 第2問

2025 8/16
東大
2025年6月4日2025年8月16日
何だこれは!(LoggaWigglerによるPixabayからの画像)

 2011年東大 数学 第2問 は漸化式の問題ですが、数列が線形でないので定石が使えず、危険な香りがプンプンのヤバみMAX問題です。問題文は以下のとおりで、東大2次試験からの引用です。

 実数 x の小数部分を,0 ≦ y < 1 かつ x − y が整数となる実数 y のこととし,これを記号 \langle x \rangle で表す.実数 a に対して,無限数列 {an} の各項 an (n = 1, 2, 3, · · ·) を次のように順次定める.
(i) a_1 = \langle a \rangle
(ii) \left \{ \begin{aligned} & a_n \ne 0 \text{のとき} , a_{n+1} = \left \langle \frac{1}{a_n} \right \rangle \\ & a_n = 0 \text{のとき} , a_{n+1} = 0 \end{aligned} \right .

(1) a = \sqrt{2} のとき,数列 {an} を求めよ.
(2) 任意の自然数 n に対して an = a となるような \displaystyle\frac{1}3 以上の実数 a をすべて求めよ.
(3) a が有理数であるとする.a を整数 p と自然数 q を用いて a = \displaystyle\frac{p}q と表すとき,q 以上のすべての自然数 n に対して,an = 0 であることを示せ.

 この手の誰もが初見の問題の場合、小問1や小問2は問題文のシチュエーションに慣れさせるためサクッと解けることが多く、逆に狙いめです。取りこぼさないようにしましょう。

  それではさっそく見ていきます。本稿の内容は東大が発表したものではありません。

2011年東大 数学 第2問 小問1の解法

 まずは、定義に従って計算してみます。

  1 < \sqrt{2} < 2 なので

a_1 =  \langle \sqrt{2}  \rangle =  \sqrt{2} - 1

です。

 つぎに 

\begin{aligned}
a_2  & = \left \langle \frac{1}{ a_1} \right \rangle \\ 
  & = \left \langle \frac{1}{\sqrt{2} -1} \right \rangle \\
  & = \langle \sqrt{2} +1 \rangle \\
 & = \sqrt{2} -1
\end{aligned}

おおっ!ソッコー答えがわかりました。すなわち

a_n =  \sqrt{2} - 1 

です。

次ページ→小問2の解法です
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