解法5:1998年 東京大学 大学入試史上No.1の超難問~20年目の真実(2022)
本解法の解き方は、基本的に解法1と同じです。拡張オセロ列を使用し、その初期要素は
●-〇-●
です。
不変量関数に解法1同様
f(g) =mod_3 (\sum_{k \text{が偶数} } w_k - \sum_{k \text{が奇数} } w_k )
を採用(交代和というかっこいい名前がついています)しています。解法1と同様に、拡張オセロ列 EG の不変量が2なのに対し、長さ 3m+2 の白オセロ列の両端にどのようにオセロ石を付加しても、不変量が2と等しくないことと命題2から、そのような白オセロ列が生成できないことを証明しています。
解法6:1998年東大数学後期第三問を中学生でも分かるように解説(2021)
本解法も基本的に解法1と同じです。不変量関数の導出を動画でわかりやすく説明しています。
解法7:1998年東京大学後期理系、第3問大学入試史上No.1の超難問 (リンク先) 。解けますか?(2020)
本解法は基本的に解法4と同じです。拡張オセロ列を使用し、その初期要素は
●-〇-●
です。不変量関数に解法4同様
f(g) =mod_3 ( \sum_{k \text{が奇数} } (w_k +1) )
を採用しています。元記事では2つの黒オセロ石の間の「竹ひご」の数をカウントしていますが、よく考えてみると、これが w_k +1 に等しいことがわかります。